砂、火、そして金。これらを混ぜ合わせるのは、わが社の世界的に有名なガラス職人、ロベルト・ザロッティ氏。彼の魔法、すなわち技法は、何世紀もさかのぼる過去から今日にいたるまで、ずっと変わらず受けつがれてきたのです。自然を変容させ、現代の洗練された女性に贈られる、世界でたった一つのジュエリーを創りだすのです。
ロベルト・ザロッティは1978年10月28日、ヴェネツィア生まれ。
アートの申し子であり、1864年ザロッティ家に嫁いだテレーザ・ジャノーラと、同時代にメルロー家に嫁したアンジェラ・ガラガンが始めた業を受けついでいます。この二人の女性からマエストロの父方の祖父母、ジュゼッペ・ザロッティとイネス・メルローが生まれました。
-アンジェラ・ガラガン・メルロー イネス・メルローの母で、ビーズの秘法と最高の技術の直伝を受けました。
-テレーザ・ジャノーラ・ザロッティ イネス・メルローの姑。嫁に金箔加工を伝えました。
-イネス・メルロー・ザロッティ ロベルトの祖母。金銀の貴金属に、知恵の結晶である加工技術を応用した人。おそらくヴェネツィアのなかでも最高の「フィオラート」を制作していました(フィオラート=金箔または銀箔を使用し、全体に流れるような花の模様のあるビーズ。今日ではこの技法を再現できる人は非常に少ない)。
曾祖母テレーザとアンジェラ、愛する祖母イネスのほかにもザロッティ家の人々は、知恵と熟練の技でムラーノグラスにたずさわってきました。
-カルロッタ・オッシッチ・ザロッティ 二世紀前、ヴェネツィアで最初にビーズ制作をはじめた一人。
-エルヴィラ・ザロッティ 1920年代ヴェネツィアの最高の「ペルレーラ」の一人(ペルレーラ=ヴェネツィア方言でビーズを作る女性の職人を指す言葉)
-マリオ・ザロッティ 1950-60年代、ビーズとガラスの動物を制作
-ジョヴァンニ・ザロッティ 1940-60年代、7人の社員を擁するビーズ制作の工房を持ち、ビーズの内部に金と銀を使いはじめた一人。1960年代にはロンドンの見本市にも出展。
-ウンベルト・ザロッティ ロベルトの伯父、1960年代から1999年までビーズ制作の工房を持ち、ムラーノグラスの目利きとしてネックレスその他の製品をローマ、フィレンツェ、ボローニャ、そして外国の顧客に販売。
現在は、その若さにもかかわらず熟練の技をもつロベルト・ザロッティが、ランプワークの技法を使い、金とガラスを混ぜ合わせています。経験と知恵が生み出す最高の製品は将来かならず現代アートの作品として認められるという信念のもとで、これからも高い品質を誇る製品をつくり続けるでしょう。
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